塗装によるリフォームに比べるとアルミサイディング・アルミルーフの方がメリットが大きいということで昭和アルミではアルミサイディングをお勧めしているわけですが、全くデメリットがないわけではありません。
球体、円筒形などの曲面にアルミサイディングを施工するのは難しいのも事実です。素材の形状を選ばない機動性においては塗装が長じています。
サイディングと補完しあえる能力をもった塗料を捜し求めていました。ようやく発見した塗料が「ガイナ」です。
住宅内壁や屋根材に塗装することで、断熱効果がはっきりあらわれます。
超断熱塗料〈ガイナ〉
ロケット開発で培われた最先端の断熱技術を暮らしの中へ
高性能断熱塗材によって、H-IIロケットを守った宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術を、私たちの暮らしの中で活用可能にしたのがガイナです。
機能性環境改善塗材であるガイナは、従来の常識を覆し、断熱性の高い特殊セラミックを塗料化することに成功しました。
【写真提供】 独立行政法人宇宙航空研究開発機構
ガイナとは──常識を覆した断熱性の高い特殊セラミック塗料
樹脂を塗料化したペンキなどの従来の塗料は、住宅の美観確保と防水を目的としたものに過ぎませんでした。
ガイナが他の塗料と一線を画すのは、特殊セラミックの効果によるものです。セラミックには、遠赤外線セラミックや超硬度セラミックなど、さまざまな種類があります。そのひとつである断熱性能に特化した種類のセラミックを中心に、アクリルシリコン樹脂とのハイプリットにより塗料化に成功したのが、ガイナなのです。
その結果、これまでの常識を覆し驚異の断熱効果を発揮するとともに15にも及ぶ機能によって、ガイナは住まいの性能を劇的に向上させます。
経済的省エネルギー効果
断熱性
ガイナを建物の天井、内壁に塗るだけで、今まで外に逃げていた熱エネルギーの約60%を封じ込め、暖房効果を著しく上げる究極の内断熱が完成します。同じ暖房能力ならより暖かく、同じ温度設定ならより低い暖房能力でOKです。暖房費の大幅節約を実現!
また、セラミックビーズの壁が、熱を四方八方に反射させるため、天井と床との温度を著しく解消します。ちなみに、内壁に塗って効果があるのは、断熱塗料であるガイナだけです!遮熱塗料ではできません。
遮熱性
ガイナを建物の屋根、外壁に塗るだけで、太陽光線から受ける赤外線の約95%を反射し、建物内部に熱を通さない究極の外断熱が完成します。同じ冷房能力ならより涼しく、同じ温度設定ならより低い冷房能力でOKです。冷房費の大幅節約を実現!
耐久性
ガイナは特殊セラミックとアクリルシリコン樹脂をハイブリッドすることにより、 日本の気候に即した優れた耐候性(太陽光や雨の影響、気温の変化に耐える性質)を誇ります。
ガイナの寿命は、建売住宅に使われるようなアクリル塗料の約3倍、最近の外壁塗替えの主流であるウレタン塗料の約2倍。建物の一生にとっては、塗り替え回数が少なくてすむため、生涯コストを低く抑えることができます。
ロケット打ち上げ時の高熱から機体を守る
図のオレンジの線で囲まれた部分が先端部(フェアリング)。JAXAは、H-IIロケットの開発に際して、打ち上げ時の熱から機体および人工衛星を守るために、ロケットの先端部(フェアリング)に塗布する断熱技術を開発。
【資料提供】 独立行政法人宇宙航空研究開発機構
ガイナは塗るだけで夏は涼しく、冬暖か
ガイナを住宅の屋根・外壁、内装に塗ると、太陽光線や熱、音や汚れなどを跳ね返し、断熱・遮熱などの効果を発揮します。さらに太陽光線や照明の光を受けたセラミックが、イオン化作用をもたらし、室内の空気層を改善。マイナスイオンとプラスイオンのバランスのとれた心地よい状態を作り出します。